タミフルはインフルエンザに対する薬です。子供が服用しその副作用で異常行動を起こすという報道があり、知名度が上昇しました。安全管理をきちんとすれば怖い薬ではありません。こちらではタミフルの異常行動への対処や効果効能などについて解説します。

呼吸器感染症のインフルエンザは加湿、タミフルで治療

インフルエンザというのは、外出時の人混みや、あるいは職場や学校などの大人数が集まる環境のなかで、すでにインフルエンザウイルスに感染している人のくしゃみ、せきなどの飛沫を吸い込んでしまうことが原因となって感染するケースが多いものです。
インフルエンザウイルスに感染すると、のどが腫れて痛みが出たり、せきがひどくなるといった呼吸器に関連した症状のほか、38度以上という高熱などの症状があらわれ、円滑な社会生活をいとなむことは困難となってしまいます。呼吸器に関連して、肺炎や気管支炎などをインフルエンザと併発することも多く、特に高齢者などは致命的にはたらくこともあるため、警戒が必要です。
インフルエンザにかからないようにするためには、まずは職場、学校などでは加湿器を使うなどして、じゅうぶんな室内の湿度を保つように心がけるのがよいといえます。インフルエンザウイルスは、おおむね冬の乾燥した季節に限って大流行することからもわかるように、湿度にはひじょうに弱く、50パーセントから60パーセント程度に加湿をしてしまえば、かなり死滅してしまうものです。そのため、加湿によってウイルスがはびこらないような環境をつくるというのが重要なのです。
また、インフルエンザウイルスに感染してしまった場合ですが、初期の段階でタミフルのような抗インフルエンザ薬の処方を受けておけば、治りが早くなるという効果が期待できます。タミフルを服用すると、体内でインフルエンザウイルスが増殖する活動が抑制されるため、ウイルスが原因となる呼吸器の炎症などの症状が改善するのです。ただし、タミフルは発症から48時間のあいだに服用というのが原則ですので、その点で早めの対応がたいせつとなってきます。