タミフルはインフルエンザに対する薬です。子供が服用しその副作用で異常行動を起こすという報道があり、知名度が上昇しました。安全管理をきちんとすれば怖い薬ではありません。こちらではタミフルの異常行動への対処や効果効能などについて解説します。

タミフルのインフルエンザへの効き目と厚生労働省

タミフルは、インフルエンザ治療薬として病院で処方されているお薬です。体内でインフルエンザウイルスが増えるのを抑える働きを持っています。効き目としては、インフルエンザの症状を軽くし、症状が出ている期間を短縮することができます。タミフルはインフルエンザウイルスの中でもA型とB型に効果があり、C型には効果はありません。しかし、厚生労働省の発表によると、他の抗インフルエンザ薬であるリレンザやイナビルと並んで、鳥インフルエンザウイルスに効果があることを国立感染症研究所が確認しています。そのため、鳥インフルエンザを含めた新型インフルエンザに対する治療薬として、政府が備蓄している薬の一つです。
タミフルやリレンザは、症状が出てから48時間以内に服用しなければあまり効き目がありません。ですから、急激な発熱や関節痛などのインフルエンザと疑わしい症状が出たらなるべく早めに医療機関を受診することが大事です。大人の場合一日2回、一回1錠を3~5日間服用します。タミフルには服用後の異常行動が副作用として知られています。厚生労働省は、以前は、10代の患者には投与に関係なく発症後2日間は注意して患者の様子をみておくとしていましたが、2007年より、原則的に10代には使用禁止としています。この年代に限らず、異常行動が見られたりおかしいと感じた場合はすぐに医師にみてもらいましょう。
タミフルはインフルエンザの予防薬として使用されることもあります。高齢者や受験生などが主ですが、薬剤添付文書によると、インフルエンザにかかった人は、タミフルを服用していない場合は8.5%、服用している場合は1.3%であったとされていて、予防薬としての効き目もあるようです。予防薬としては厚生労働省は保険適用していませんので、全額自己負担となります。